お米作り2019 籾だねの選別

  • 2019年4月21日

<お米作りの作業一回目>

内容『籾種の調節・1年間の流れの説明』

  • 日時:平成31年4月21日(日) 10時~15時
  • 参加者大人4名+子供1人

<作業内容>

前年に収穫したお米の中から、質の良い籾種を選別して、それを最後、数日間水に浸けて置き、芽を少し出させる所までの作業をしました。

前年に収穫したお米は、まだノギや枝などが付いている状態で、このままでは均等に種をまくことができないため、電動餅つき機で、籾種と繋がっているノギや枝をバラバラにし、唐箕で籾種と籾種以外のノギや枝を選別しました。

唐箕の羽根車を回転させ風を起こすと、重みのあるお米の籾種は前方に落ち、軽いノギや枝などは遠くに飛んでいきます。分別した籾だねを、米袋に集めます。

塩水(比重1.15前後)にお米を網ごと浸けて沈んだ重みのある籾だけを種として使用。

浮いた籾は実のつきが悪いため種としては適さないので、取り除き食用にする。

すぐに水洗いをして塩分を落とす(水入りのバケツ内で揺する)

湯温処理(60度で7分)して殺菌消毒をする。

湯温処理後は素早く水で冷やし、数日間水に浸けておき、発芽させておく。※70度を超えると、お米が全く発芽しなくなる。20度以下の水なら、一週間程度で発芽。20度なら6日で発芽。