日本人の「血栓症治療の最新データ(脳梗塞・エコノミークラス症候群)についての勉強会を行いました。
バイエル薬品様のご協力により、血栓症治療について最新の疫学データについて勉強会を行いました。
日本人の死因の第4位である脳卒中のうち、脳梗塞は6割を占めておりその中の心原性脳塞栓症がもっとも危険性が高いものになります。
今回はその心原性脳塞栓症の治療について、従来の抗凝固薬による治療での欧米と日本人の相違点からくる治療の難しさと新しいタイプの抗凝固薬の利点、実臨床におけるデータなどを説明していただきました。
また、エコノミークラス症候群(肺血栓塞栓症、深部静脈血栓症)における治療についても説明がありました。
従来の治療法は用量のコントロールが難しく、場合によっては未治療の状態より予後が悪いなど問題点が多く現在徐々に新しい治療薬に切り替わっている状態です。今回の勉強会は情報の整理に役立ちました。