第1回目の田んぼの作業として、1年間の流れの説明と苗を作るために質の良い籾だねを選別する作業を行いました。
平成23年4月17日 午前10時~午後4時
天気は晴れ、暑すぎず気持ち良い天候です。
場所は宮崎県綾町、指導者は北城直樹さんです。大勢の参加者で、やる気満々!
年間の作業内容の流れと説明を受けた後、今日の作業にとりかかります。
「苗床半分」と言われるぐらい苗作りが大事だと聞き、少々緊張。。。
本日行ったのは、苗を作る為に質の良い籾種を選別する作業です。
質の良い籾種の選別方法は、塩水を使います。
天然の塩を用いた塩水に籾を入れ、沈む籾を質の良い物だと判断します。浮かぶ籾は、質が悪いといっても食べればよいので捨てる事はないです。
塩濃度は、比重計(ボーメ計)により15ボーメ度との事ですが、海水ぐらいの濃度とのことです。(参考資料により若干の違いはあるとの事)
塩水に浸かった籾を、真水で丁寧に洗います。
通常は薬を使用し消毒を行うのですが、ここでは薬を使いません。
本日は60℃のお湯で、7~8分間の消毒を行いました。
その後、150リットルの水(ここでは子供用プールを使用)で急速に冷やします。
冷やした後は、流水に籾を浸けます。流水へは積算温度120℃に保ちます。
本日の作業は以上ですが、とても小春日和で子供たちも走り回り、楽しかったですねー。