2010年02月26日

創立30周年 代表取締役社長あいさつ


本日は、ひむかメディカルグループの創立記念日にあたります。
30年という節目の年でもありますので、当社の歴史と今後の展望をお伝えしたいと思います


開設当時を振り返って
当時、多くの人たちと喜びを共有したいという気持ちを抱いていた中、高鍋町の内田医院、内田先生との出会いがあり、昭和55年2月おすず調剤薬局を開設しました。まだ調剤薬局というものが全国的にも珍しく、右も左も分からない中、手探りで進んで来ました。そのような中、患者さんを通じて内田先生の医療に対する心、「医は仁術」とも言いますが、技術よりも心を大切にするという良き時代の医療の思想を学ぶことが出来ました。この心を大切にする姿勢は、当社の理念の原点でもあります。

その後も、順調に店舗数を増やして来ましたが、患者さんと向き合っている内に、薬だけでは病気を治せないという現実を痛感し、薬以外に運動や食べ物、睡眠などの指導も合わせて行うようになりました。現在、ひむかメディカルが調剤薬局だけでなく、外に向かって事業を拡大しているのは、全て1人の患者さんの病気を治すためであり、生活全般に渡って基本的な生活の提案をし続けているところです。

真の経営とは
経営者の立場として思うことは、真の経営とは人を喜ばせる事であるということです。社員はもちろんの事、患者さん、取引先の方など、自分以外の方の目的・希望・夢を実現するためにお手伝いするのが経営者の責務であると思っています。社員の皆さんに期待するのは、取りあえず何でも良いので一所懸命になること。もちろん、自分の限界を知り、時には逃げることも必要でしょうが、一所懸命に物事に取り組んだ後、自分が活躍できる分野を発見し、その能力に磨きをかけていく事を期待します。

今後の展望
1人の患者さんを治すためには、医師を中心とした医療も必要ですが、他にも自然や食べ物、プラスになるための思想など様々なものが必要であると思います。今後のひむかメディカルとしては、これらの横の繋がりを大切にし、患者さんを治すために必要なものをトータルに提供出来る会社になって欲しいと思います。そして社員の皆さんには、患者さんを治すために必要なものを結集する力を持つことを期待します。そこに希望を持っていくと、今後も大きな世界が広がると思います。

株式会社ひむかメディカル
代表取締役 永田英徳