・ビタミンC:肌のくすみやシミの原因であるメラニン色素の生成を抑え、コラーゲンの合成を助け、ハリのある健康的な肌には欠かせない栄養です。また、免疫力をアップして、ガンや生活習慣病を予防する効能もあります。
・ビタミンU:胃や十二指腸のただれた粘膜を修復し保護してくれます。潰瘍を患っている方は、毎日キャベツをしぼった青汁を飲むと効果的です。胸やけ、ゲップ、胃のもたれ、むかつきなどの症状や二日酔いにも、キャベツの青汁は効果があります。
・イオウ化合物イソチオシアネート:ガンの予防に関係している成分で、発ガン物質が活性化するのを防止し、また発ガン物質を無害化する働きによって、発ガンを抑制すると考えられています。なお、この成分は、ブロッコリーや大根などのアブラナ科の野菜やわさびにも多く含まれています。
重量感があり、外側の葉が緑色をしていて、光沢のあるものを選びます。
また、切り口が大きすぎないもの、切り口が割れていないものを選びます。
春先の葉のやわらかい新キャベツは生食向きです。ビタミンCやビタミンUは、熱に弱く水に溶けやすいので、生のまま食べるのが一番効果的です。冬のしっかりまいたものは、ロールキャベツやポトフなど煮込み料理に向いています。煮込んだスープも飲むようにすると、溶け出た有効栄養成分も無駄なくとれます。
キャベツを買う時は1個丸買いがおすすめです。外側から必要な分だけ使っていくと長持ちします。