11月の食材 しいたけ

  • 2019年11月3日

●しいたけの栄養

レンチナン :しいたけ特有の香り成分で、免疫力を高める効果が期待されます。
エリタデニン:血液中の悪玉コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値を高め、総コレステロール値を下げる働きがあり、動脈硬化や高血圧の予防が期待されます。
エルゴステロール:ビタミンDにの元になる物質で日光(紫外線)をしいたけにあてるとビタミンDに変化します。

●しいたけの選び方

  • カサが開ききっていない厚みのある丸っこいもの。
  • カサの内側にあるヒダが白く綺麗なもの。
  • 袋やパック詰めされて内部が蒸れて水滴が付いているものは、傷み始めるのが早いので避けましょう。

●しいたけの保存方法

水気が付いていると傷みやすいので要注意!1つずつキッチンペーパーに包んでチャック袋に入れて冷蔵庫へ。
2~3日間天日干しをすると干ししいたけができます。
干すことでうまみ成分や香りも強くなってより美味しくなります。
冷凍保存する場合には、石づきを切り落とし一口大の大きさに切って小分けにして冷凍庫へ。約1ヶ月保存可能。

●しいたけの効果的な食べ方

きのこ類は水洗いするとうまみや栄養が損なわれる上に劣化も早くなる為、軽くふき取るか水でサッと流す程度にしましょう。
ビタミンDも含まれているため、油と一緒にとると吸収率を高めることができます。
しいたけの栄養素は水溶性の物が多いため、栄養素が溶け出た水分も一緒に食べることができる、スープ・鍋物・リゾット等の調理法もオススメです。