2月の食材 牡蠣

  • 2020年2月10日

●牡蠣の栄養

亜鉛:300種類の酵素の原料となり、新陳代謝を促す効果があります。成長発育、味覚を正常に保つ効果や精力増強、脱毛、記憶力向上、精神の安定等の働きがあります。

タウリン:栄養ドリンクの主成分としてしようされている栄養素で、肝臓の働きを活発にする働きがあります。また血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働き、高血圧を予防する働きもあるとされています。

●牡蠣の選び方

貝柱が透明なもので全体的に丸みがあり、形がつぶれていないもの。鮮度が良いものは身の色が少し黄色みがかっています。

●牡蠣の保存方法

購入してきたままの状態で冷蔵保存しましょう。中に水分が一緒に入っている時はその水分は捨てずに保存しましょう。

●牡蠣のおすすめの食べ方

牡蠣に含まれるビタミン類やタウリンは水に溶けやすい性質の為、スープやお鍋など煮汁も一緒に食べることの出来る料理がオススメ!また亜鉛はビタミンCやクエン酸と一緒に摂るとキレート作用により吸収されやすくなるため、ビタミンCとクエン酸が多く含まれるレモン汁をかけて食べると良いでしょう。

※冬は牡蠣の活動が鈍くなり、海水を排出する力が落ちてしまい、牡蠣の中にノロウイルスなどの食中毒の原因物質が留まりやすくなります。ノロウイスルは熱に弱いため、中心温度が85℃になった状態で1分以上加熱してから食べるようにしましょう。