カリウム:体内の不要な塩分を排出し血圧を正常に保つ作用があります。そして、利尿作用があるので、むくみの解消にもよく効くと言われています。
アルファピネン:みょうがの独特な香り成分で、発汗、呼吸、血液の循環等の機能を促す働きがあります。
・パック売りされているものは、ほとんどがハウス栽培のもので、ふっくらと丸みのあるもの。
・自生しているものを収穫するときには、白い花が咲く前のもの。※先の葉が開く前のタケノコのような形のものを収穫しましょう。
みょうがが乾燥しないようにラップか袋で包んで野菜室に入れましょう。
4~5日は持ちますが、香りが身上の食材なので、なるべく早く使い切りましょう。
香味野菜なので、大量には使いませんが、サラダやマリネ和え物、酢の物などにすると風味や歯ざわりがアクセントになってよいでしょう。
みょうがの香り成分は揮発性が高く、加熱すると香りが薄れてしまうため注意が必要です。
ビタミンD:体内のカルシウム濃度を一定になるように調整したり、カルシウムの吸収を助ける効果があり、成長期の子供の骨の形成や骨粗しょう症の予防にも効果があります。
DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸):オメガ3脂肪酸に分類される青魚に多く含まれている栄養素で、血液中のコレステロールや中性脂肪を下げる効果があり悪玉コレステロールを取り除き、善玉コレステロールを増加させる作用がある。また血液をサラサラにし、血栓が出来るのを防いだり、血圧を下げる効果があります。
・新鮮なシイラは全体的に艶があり、身体側が緑-金色で小さな黒い斑点がはっきりしている。
鮮度が落ちてくると、全体的に黒っぽくなり斑点もぼやけてくる。
一尾の時は、下処理としてエラ、内臓、うろこを落として血をよく洗い流し、食べやすい大きさに切りましょう。
切り身の場合は、切り身から出た血などの水気をよくふき取り、ラップで包んでチャック袋に入れて冷凍庫に入れましょう。
ビタミンDは脂溶性ビタミンの為、揚げ物や炒め物等の調理方法で吸収が高まります。
DHAやEPA加熱調理をすると脂が流出し、摂取量が減少してしまう為、DHAやEPAを効率よく摂取したい時には、生食がおススメです。生食以外にも、脂が流出しても煮汁も一緒に食べることのできる煮魚のような食べ方もおススメです。
※シイラは暖かい海の表面にいることが多いため、体表に腸炎ビブリオ菌や表皮粘液毒をもつことがあるとされています。中毒を避けるため、生食時は下ろして皮をひくまでのまな板と刺身に切るまな板は分けたほうがよいでしょう。