ホテルJALシティ宮崎で行われた宮崎県内科医会、ギリアド社共催のC型肝炎セミナーに参加しました。
特別講演前半は、宮崎医療センター病院の宇都先生より慢性肝疾患治療の実際として症例の報告及び検証をお話ししてくれました。
C型肝炎は近年の内服治療薬の登場でほぼ100%近い完遂率であるようです。また透析中のC型肝炎患者さんの治療成績も紹介されましたが、同じく高い治癒率でした。
しかし未治療の方がまだ多くいるようで今後は未治療の患者さんの発掘が課題となってくると話していました。
他にもB型肝炎の治療や肝疾患に伴う症状に使用する薬の使用タイミングなど臨床データをもとにした話を聞くことができました。
特別講演後半は久留米大学の井出先生が肝炎治療についてのお話しされました。
こちらも多くの臨床データをもとにB型肝炎ではどの薬剤を組み合わせて使用するか、新薬のメリットなど。C型肝炎では治療成績に影響を及ぼす因子についての解析など紹介されました。